最近人気が高まっているテンカラ釣りのタックルと仕掛け

8月 01, 2019

最近人気が高まっているテンカラ釣りのタックルと仕掛け

テンカラ釣りのタックルと仕掛け

テンカラで使うタックルは、数ある釣りのなかでも、最もシンプルなタックルで、
「竿」「ライン」「ハリス」「毛バリ」の４つで構成されます。
テンカラの特徴として、まず軽い毛バリをラインの重みで
ポイントへキャストする点が挙げられます。
また、キャストの回数もほかの釣りに比べてはるかに多い釣りです。

竿

１日竿を出せば1500〜2000回はキャストを繰り返しますので、竿はまず
「軽くて取り回しのよいもの」であることがひとつ、そして「正確に振り込めるもの」
であること、また「丈夫」であることも重要して下さい。
毛バリを正確にポイントへキャストできないと、釣りそのものが成立しません。
そこで、これからテンカラ釣りを始めるならば、必ず専用の竿を用意しましょう
7：3から6：4のやや胴に乗る調子のものがテンカラ竿の主流と言われとぃます。

竿の長さ

長さは、釣り場の規模によって決まりますが、
一般的な渓流域では3.4～3.8mが使いやすく、源流域などでは3.1～3.4m、
川幅の広い本流域では使用する仕掛けも長くなるので4.4mがおすすめです。

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一般的な渓流域

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源流域などペースが限られる場所

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川幅の広い本流域

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ライン

一般的な釣りの仕掛けでは道糸にあたる部分ですが、
テンカラ釣りでは軽い毛バリを飛ばすため、このラインの重量を利用します。
テンカラ用のラインには「テーパーライン」「レベルライン」「ストレートライン」の
３種類があり、いずれもハリスよりも太く、重みを持たせたものです。

テーパーライン
ナイロンなどのモノフィラメントラインを数本縒り合わせたものです。
ただ、テーパーラインは木の枝にハリを引っ掛けるなどして引っ張った際に、
ヨリが緩んでヨレヨレになってしまうのが欠点。
そのため現在ではほとんど使われなくなりましたが、ハリスを結ぶ手間が無いので
その欠点に注意して使うなら良いと私は思います。

レベルライン
レベルラインは大変優れたテンカララインですが、
〝巻きグセがつきやすい”と言う欠点もあります。
仕掛けは通常円形の仕掛け巻きに巻いて持ち運びますが、
太い糸ほどカール状のクセが付いてしまい
釣りを始める前に、真っ直ぐの状態に戻して使う必要性があり初心者には不向きです。

ストレートライン
そんなフロロカーボンの泣き所を払拭したのがストレートラインです。
ストレートラインとは、新素材の糸を編み込んでコーティングした組糸で、
仕掛け巻きから引き出したままでもスッと真っ直ぐに伸びるのが特徴。
比重は1.41で、1.14のナイロンと1.78のフロロカーボンの中間的な重さです。
現在はまだまだ普及していませんが、毛バリを飛ばしやすく、
トラブルも少ないことから、今は、このラインが支流になっています。

ハリス

ラインの先につなぎ、毛バリを結ぶ糸で、
主にナイロンとフロロカーボンの2種類が使われています。
どちらも優れているのですが、扱いやすいのは、ナイロンだと思います。
フロロカーボンは、コシが非常に強く、硬いため、
水中で素早く正しい姿勢になってくれる
特徴がありるのでハリスとしては最適と言われます。

毛バリ

いろんなパターンの毛バリがありますが、これはフライフィッシングと同じで、
突き詰めて行くとかなり大変なので、
ここでは市販で発売されている毛バリをおススメします。
ただし大きさだけ気にして下さい。
フライフック換算で12番を標準として、喰いが渋いときなどはやや小さめの
14番のハリを用いた毛バリを用意しておけば、まず困ることはないはずです。

ライン・ハリスを読んで〝説明が悪く解りずらい！”面倒くさい！”と思った方は、
n-VISIONのセットをお勧めします！